積水ハウスVSセキスイハイム（メンテナンス編）
積水ハウスとセキスイハイムのアフターメンテナンスを比べてみましょう。
まずは、両社のアフターメンテナンスをまとめてみました。
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積水ハウスの構造躯体と雨水防水の保証
構造躯体・・・通算２０年保証
（通常１０年保証、ただし無料定期点検を１０年目に受けることでプラス１０年間延長。）
雨水防水・・・通算２０年保証
（通常１０年保証、ただし無料定期点検と必要であれば有償補修を１０年目に受けることでプラス１０年間延長。）
その他、内装関係の保証は２年間
保証期間中、積水ハウス以外の業者でメンテナンス工事を依頼すると保証が喪失。
無料点検は２０年目まで。以降は有償点検、有償補修をすることで１０年ごとに再延長できる。
無料点検期間内であっても、保証期間終了後は有償となる。
セキスイハイムの構造躯体と雨水防水の保証
構造躯体、雨水防水・・・通算２０年保証
（通常１０年保証、ただし無料定期点検を１０年目と１５年目に２回受けて必要であれば有償補修を実施することでプラス１０年間延長。）
その他、内装関係の保証は２年間
保証期間中、セキスイハイム以外の業者でメンテナンス工事を依頼すると保証が喪失。
無料点検は６０年目まで。
無料点検期間内であっても、保証期間終了後は有償となる。
上記を比べて、構造が１０年そこらで不具合が出ないことを前提とすると、
積水ハウスは１０年目に１度、構造、雨水防水のメンテナンスを受ければ２０年保証になる。
一方、セキスイハイムは１０年目と１５年目の２回のメンテナンスを受けなければ２０年保証とならないようです。
仮に２回も有償を前提とした雨水防水のメンテナンスを受けることを考えると、精神的にも疲れますし、手間もかかって気分が滅入ります。
２０年間の保証をしてもらうために、２回も「有償工事を受けてください」なんて言われた日にはガックリですよね。
それを考えると積水ハウスのアフターの方が気が楽かも。
ただ、セキスイハイムは５年ごとの６０年間点検は無料としているので、その点有利です。
点検のみ無料で、メンテナンスの必要性が生じた場合は、有料となるので考えものですが、長期間点検を受け持ってくれる体制は魅力です。
積水ハウスは２０年目以降、有償点検になります。
メンテナンスの必要があれば有償での補修となりますが、考え方によっては、建物が存続するまで保証期間を１０年延長してくれるので、安心かもしれません。
両社を比較するには、あくまで、主要構造の自然不良が保険対象と考え、構造躯体はともかく、雨水防水にどこまでの保証が必要かを検討する必要がありそうですね。
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