【積水ハウスVSセキスイハイム】比較分析サイト

 

セキスイハイムが使用している主な断熱材はというと、「グラスウール」です。

 

具体的に言うと、

 

外壁部分は、１００mm厚の１３Ｋ細繊維グラスウール

 

 

 

 

 

 

 

 

天井部分は、１４０mm厚の１０Ｋグラウウール

 

 

 

 

 

 

 

 

床部分は、快適エアリーの効果を高めるため、断熱材の設置は見られません。
※快適エアリーとはセキスイハイム独自の冷暖房システムです。

 

その代わりとして、基礎の断熱に、ポリスチレンフォームを使用しているんですね。

 

 

基礎断熱について、標準仕様は、基礎床部分のポリスチレンフォーム厚１１０mm、立ち上がり部分はポリスチレンフォーム厚４０mmですが、施主の要望によって、厚みの変更も可能なのだそうです。

 

 

 

 

使用している断熱材の厚みや質を見ると、平均以上の断熱性能が期待できそうです。
（年々の仕様変更で、今後、断熱材の厚みも変わってくるのかもしれませんが。。。）

 

でも、セキスイハイムが求めているのは、単なる断熱材の質や量をアップさせることだけではないんです。

 

それは、「丁寧で確実な施工」。

 

どれだけ、質の高い断熱材を使っていても、施工が甘いとその性能を発揮することはできません。

 

つまり、断熱材がズレ落ちないように、しっかりと固定することも大事ですし、隙間ができないように丁寧さを心がけつつ、必要な部分に十分な容量の断熱材を設置しなければならないということです。

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そこで、考えたのが「工場内での断熱材設置」なんです。

 

 

そのような点を「工場内生産」では解消できるという考え方です。

 

確かに、建築現場を下請け業者に任せっきりにして、ハウスメーカーが状況をあまり把握していないところも存在します。

 

また、建築現場は、当然、暑い日、寒い日など、不安定な時期もあります。

 

現場の過酷な状況の中で、集中力が途切れて、うっかりミスをすることもあるでしょうし、連日の工事の疲れで体力が低下して十分な施工が出来ない日もあるでしょう。

 

品質面でも、断熱材の管理が不十分で、雨にさらされでもしたら、目も当てられませんよね。

 

私も家づくりを経験しましたが、現場では、「ミスをすれば直せば良い」「うっかり破損や欠損をさせてしまっても、取り替えればよい」と安易に考える大工さんって結構多いですよ。

 

確かに、厳しい工期を設定されていることが多い状況で、いちいち、少しのミスに気を取られている暇はありません。

 

それは、仕方がないものとして捉えなければいけない面も多少はありますが、でもやっぱり気になる。。。

 

私たちにとっては施工の精度のバラつきが、一番の心配点ですよね。

 

でも、そう言ったことは、セキスイハイムでは、心配なしというわけです。

 

セキスイハイムでは、工場で大部分をロボットで施工し、快適な環境下で補助的に作業員が、手を加えるので、精度の均一化が可能。

 

断熱材の品質管理でも、環境の整った工場内での管理なので安心ですね。
（グラスウールは繊維系で、他の断熱材と比べて湿気を含みやすい、また、破れ易くデリケートなものであるから、しっかりとした管理が必要！）

 

雨天の心配もなく、現場と違って無理のない姿勢で確実な施工もできるし、壁同士の隙間を埋める、気密テープも無理なく貼れるので、工場内施工はかなり有利となるでしょう。

 

ちなみに、いくらセキスイハイムでも全ての断熱材が、工場で据え付けられてくる訳ではありません。

 

でも、現場での施工がどうしても必要になってくる断熱材以外は、工場内で、あらかじめ外壁や天井パネルに断熱材を仕込む。

 

その上で、ユニットとして現場に運搬するだけなので、必要以上に断熱材を外気にさらす事もありませんし安心ですね！

 

 

⇒積水ハウスの断熱材

 

 

⇒積水ハウスVSセキスイハイム（断熱材編）